ま あ る い 日

トゲトゲの気持ちも 最後にはまあるくなればいい。

あのとき始まったことのすべて。

あのとき始まったことのすべて

あのとき始まったことのすべて

中学の同級生と10年ぶりに会う、というよくあるようでないような、でも私にはないようなお話。中学の時に同じ班になって、仲良くしゃべりあっていた岡田くんと石井さん。一緒に給食を食べていた人と、今はお酒を飲む。修学旅行で行った奈良に一緒に行ってみる。

「何かが始まるとき、今がそのスタート地点だと意識できることなんてなかった。」

それはそうだな、と思った。今私がここにいるのは、いつからこうなると決まっていたのだろうか。それは結婚したから、なのだけど、夫と知り合ったきっかけを辿って行けば友達と知り合ったところに辿り着いて、その友達と知り合ったことをもっと辿れば、結局はひとり暮らしを始めたところまでさかのぼる。なぜひとり暮らしすることになったかを考えると、まぁ地元に就職先がなかったということで、なぜ介護の仕事をすることになったかを考えると、地元に介護科の高校があったからという15年以上も前の話になる。

そう考えると結構壮大なことになってしまうけど、自分にも33年間のいろんなことが重なって(それはとても小さなことばかりだけど)、今ここにいるんだなぁと改めて思ったりして。秋田を離れて東京にいるというのに、東京には秋田からのなじみの友達がいたりして、それを考えると私はとっても恵まれているのだと思うのですよ。

まぁ、本の内容とはあまり関係のない話になってしまいましたけどね。